1952-06-26 第13回国会 衆議院 本会議 第61号 しかるに、自由党政府は破防法案審議の際の答弁に見られるように、基本的人権と公共の福祉とをあたかも対立するかのごとくに解釈し、しかもその公共の福祉を代表するものは自由党政府自身であるかのごとき思い上つた態度を示しているのであります。(拍手)これは、安寧秩序の名のもとに一切の政府批判の言論を封殺した、かつての藩閥政府、軍閥政府の態度とまつたく異なるところがないのであります。 北村徳太郎